ドキドキの瞬間
++井ノ原快彦ver.++2005.3.17
今日、めずらしくテンションの低いイノッチから電話があった。
内容は…【HELP】
どうやら風邪をひいたらしい。
なんとかは風邪をひかないっていうのにね。(さりげにヒドイ:笑)
電話で【鍵開けとくから入ってきて】って言われてたから、私はチャイムを鳴らさずにイノッチ宅に入った。
イノッチはソファーでぐったりしていた。
かなり辛そうだ。
「ちょ…イノッチ!?大丈夫?」
快「ん…あ、…。ごめんね。いきなり呼んじゃって…」
「何病人が気ぃつかってるのさ。それより、立てる?」
快「ちょっと無理かも…。」
イノッチは辛そうに笑った。
「う〜〜(><)」
イノッチを一生懸命ベットにはこぼうとするが、動きません。
「だ、ダメだぁ…。」
今日はV6みんな仕事だし…どうしよう…。
「あ、そうだ。」
はある人に【HELP】
そして、15分後イノッチ宅にやってきたのは…。
「何?井ノ原風邪だって?」
「はい〜〜。そうなんです…。すいません、せっかくのオフなのにいきなり呼び出しちゃって。」
松「いやいや、のお願いならなんでも聞いちゃうよ(笑)」
そう、イノッチの親友TOKIOの松岡昌宏。
「今日も一段とワイルドでv」
松「おv好み?」
「わりと(笑)ってそんなこと言ってる場合じゃないんです(汗)」
松「おっ、そうだったな(笑)で、何すりゃいいの?
「とりあえず、イノッチをベットにはこんでもらえます?私じゃビクともしなくって…。」
松「おやすいごようで。」
「ほらしっかりしろよ」っと声をかけながら、ベットにはこんでくれました。
「ありがとうございます(汗)」
松「ちょっと熱高いみたいだから、俺薬買ってくるわ。」
「いや〜。すみません。」
松「その間…二人だけど…。大丈夫だよね?」
「へ?」
松「ま、一応あいつも病人だし。立てないほど辛いみたいだから大丈夫か。」
「はい………?」
返事はしたものの、いまいち理解できてない様子(笑)
気をつけろってことですよ。
しかし松岡くんも病人イノッチを甘く見ていたようです。
松岡くんが薬を買いに行ってくれたのはいいけれど…。何してあげたらいいかな。
「とりあえず、タオルぬらしてくるか…。」
洗面器に氷と水を入れ、タオルをひたし、絞って、イノッチのおでこにのっけた。
快「ん…。」
イノッチはゆっくり目を開けた。
「あ、気づいた?大丈夫?」
快「大丈夫…じゃないみたい。」
弱弱しい声でイノッチは答えた。
こういうイノッチは初めて見た。
「今、松岡くんが薬買いに行ってくれてるから。」
快「そっか…。あいつにカリ作っちゃったな(苦笑)」
元気のない笑顔に少し、胸が苦しくなった。
快「一つお願いがあるんだけど…」
「ん?何?」
快「……お……け……て……」
「お…け…て…?何?聞こえない。」
そういって顔をイノッチに近づけた瞬間…。
布団の中から手が伸びてきて……
キスされた。
「!!!!!!(/////)」
快「ゴメン……」
そういいながらまた眠ってしまった。
私の手を握ったまんま。
どうやらイノッチは『顔近づけて』っと言ったみたいだ。聞こえなくても結局イノッチの願望どおりの行動しちゃってたけどね(^_^;)
「…っとにもう…。調子狂うな…。怒ろうにも怒れないじゃん。」
バタン。
松「どう?井ノ原の調子…って何やってんの?(手つないでるの見て)」
「え?いやっ。その…。何でもないです!」
松「顔赤いけど…。」
「だって、イノッチが…。」
松「井ノ原が?」
「い、いや、なんか私も熱っぽいなー。あとお願いしてもいいですか?(汗)」
松「う、うん。それはいいけど…。大丈夫?」
「全然!!じゃ!!よろしくお願いします!!」
はすごい勢いで帰っていった。
松「めちゃめちゃ元気じゃん(苦笑)」
何があったか気になる松岡くんでしたが、
とりあえず、薬を飲ますためにイノッチを起こしました。
松「おい。井ノ原。薬だぞ。くーすーり。ほら起きろ。」
快「んぁ?」
松「飲めよ。」
快「あ、ありがとう。あれ?は?」
松「熱っぽいとか言って帰った。全然元気みたいだったけど。」
快「ふーん。」
松「お前…まさかとは思うけど何かにした?」
快「…寝る。」
松「おい!こら!シカトするなよ!」
快「き〜つ〜い〜(−д−|||)」
松「てめぇ…。治ったら事情聴取だからなっ!」
快「……………………。」
松「…寝たふりかよ。」
一方は…。
イノッチずるいよ。
いきなりさ…キスとかしてさ。人の善意をふみにじっちゃって…。
風邪がほんとにうつっちゃったらどうしてくれるのよ。
でも
ドキドキしちゃったよ(>_<)
++あとがき+++
松岡さん登場で。
なんつーかイノッチと松岡さんコンビは好きですね。
雑誌とか見ててもお互いさらけ出せてる気がします。
井ノ原さんキスしちゃいました。
はぃドキドキ?(笑)
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